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労災になりますか

説明2

「労災になりますか?」という質問は、多くの場合、発生した(又は発生が想定される)災害が労災保険の給付対象である「業務上災害」又は「通勤災害」に該当する「負傷」、「疾病」、「障害」又は「死亡」として、労働基準監督署長が認定してくれるかという疑問をあらわしています。

しかし、災害の原因や発生態様は千差万別であって、一概に結論づけることはできません。このため、このページでは、いくつかのケースと、その認定判断のポイントを紹介します。

なお、業務上災害に関する以下の解説の中にも、「業務起因性」と「業務遂行性」というものが出てきます。これらは、労働基準監督署などの職員も実務上、よく使用する用語で、「業務起因性」が認められることは、業務災害であることとと同義と考えてもよいものです。

また、「業務遂行性」は、実際に作業をしているとき以外も含めて、労働者が事業主の支配下にある状態を示す概念として、「業務起因性」を判断する前提条件と理解されています。

当財団発行「実務者のための労災保険制度Q&A」

当財団発行「改訂 やさしい労災保険ナビ」

コンテンツ

作業中の災害

  • 「業務中に突然殴られて負傷」当社の女子従業員が、駅で自社パンフレットを配布中に、突然、何者かに腰を蹴られて負傷しました。このような場合、労災の適用となるでしょうか。

    一般には、業務上災害となるでしょう。ただし、暴行が被害者と加害者の個人的怨恨に基づくものや、被害者が加害者を挑発した結果である場合は、業務上とならない可能性が高いでしょう。

    (参考通達)平成21年7月23日 基発07023第12号

  • 「配送作業中の腰痛」私は、配送センターでアルバイトをしており、先日、大型冷蔵庫を積み込む際、2人で積み込もうとした際に、相手が手を滑らせ、冷蔵庫を私が1人で支える形となり、腰を痛めてしまいました。現在在治療していますが、このような場合、労災の適用になるでしょうか。

    突然の出来事により、急激な強い力が腰にかかったことにより生じたものと考えられるので、業務上災害となるでしょう。

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     詳しい解説

  • 「病院での針刺し事故」当院では、廃棄物処理を関連業者に一括して業務を請け負わせていますが、先日、請負先の従業員がゴミ袋を処理していた際、中に入っていた注射針で手の指を刺してしまう事故がありました。当院では消毒を行うと同時に、B型肝炎の予防薬免疫グロブリンとHBワクチンを投与しましたが、検査結果は6か月経過後でないとわかりません。もし、B型肝炎を発症した場合、労災の適用になるでしょうか。

    発症したB型肝炎が、今回の事故によるウイルス感染であることが確認または医学的に推定される場合は、業務上災害となるでしょう。

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     詳しい説明

     厚生労働省HP「職業病リスト」

  • 作業の中断中の災害

    「トイレに行く途中のケガ」業務中に、トイレに行こうとした際、階段の途中でつまずき、転倒してケガをしました。労災の適用になるでしょうか。

    トイレに行くことは、本来、業務ではありませんが、飲水等とともに生理的な行為として、業務に付随する行為であるとされ、業務遂行性が認められます。また、階段という会社の施設が関係したケガでもあり、業務上災害となるでしょう。

  • 「水を買いに行く際の事故」気温が35度もある中で、戸外で作業を行っていましたが、手元に水がなく、近所のコンビニまで水を買いに行った帰りに、転倒してケガをしてしまいました。労災の適用になるでしょうか。

    作業中に、作業を中断して水を飲む行為は業務付随行為であり、また、水を準備する行為についても、それが合理的なものである限り同様に考えられますので、業務上災害となるでしょう。

  • 「道路上での作業中の事故」当社は運送会社ですが、当社の従業員である運転手が、トラックの荷覆いシートが走行中にずれたため、一時駐車し、シートをかけなおしていた際に、被っていた帽子が風で飛ばされたため、拾おうとしたところ、前から来た自動車と接触し、死亡しました。労災の適用になるのでしょうか。

    被っていた帽子を拾おうとした行為を恣意的なものとみることはできず、反射的にとった行動であることから、運転業務に付随した反射行為を原因とするものとして、業務上災害となるでしょう。

  • 業務に伴う必要または合理的な行為中の災害

    「顔見知りの相手の手助け」配送業務の途中で、個人的にお世話になっている顔見知りの作業員が作業をしていました。自分の業務と直接関係はありませんでしたが、心情的に知らぬふりもできず作業を手伝っていたところ、ケガをしてしまいました。労災の適用になるのでしょうか。

    手伝った行為を被災者の業務とみることは困難であり、業務遂行性がなく、業務上災害とはならないでしょう。

  • 「交通事故の救助中」当社のトレーラー運転手が高速道路を走行中、交通事故に遭遇しました。事故車の中に運転手が取り残されていたので、救助を行っていたところ、後方からきた乗用車に追突され、死亡してしまいました。労災の適用になるのでしょうか。

    自動車の運転に従事する者が、業務中に他の交通事故被害者の救助を行うことは、一般に運転業務に付随する合理的行為と評価することができ、業務遂行性が認められ、業務上災害となるでしょう。

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     詳しい説明

  • 「休暇中の出勤」当社の正面玄関は、休日にはシャッターで締め切ることにしています。日曜日に、近隣の住民の方から、強風で会社のシャッターが風であおられているとの連絡があり、休暇中でしたが出勤し、修理している際にケガをしてしまいました。労災の適用になるのでしょうか。

    会社施設の防護と近隣住民の方の安全性を確保するという従業員としての必要行為であることから業務上災害となるでしょう。

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     詳しい説明

  • 「採用内定者のケガ」当社では、採用内定者を対象に、入社前研修を実施しています。研修の際、内定者のうち1名が、社内の階段で転倒してケガをしてしまいました。まだ学生ですが、労災の適用になるのでしょうか。

    研修への参加の経過や条件にもよりますが、一般的には、労働者性や業務遂行性がなく、業務上災害とはならないでしょう。

  • 休憩時間中の災害

    「休憩時間中のケガ」当社では、昼食は、ほとんどの従業員が社員食堂を利用しています。社員食堂へ行こうとした従業員が、階段で足を滑らせ骨折してしまいました。このような昼休み時間中の事故の場合、労災の適用になるのでしょうか。

    休憩中であっても、会社施設内にいる限りは業務遂行性があり、災害原因が階段で足を滑らせたという事業場施設に関係していることから業務上災害となるでしょう。

  • 「休憩時間中のキャッチボール」休憩時間中に、事務所の屋上でキャッチボールをしていたところ、捕球しそこねてボールが顔に当たり、ケガをしてしまいました。労災の適用になるのでしょうか。

    キャッチボールという私的行為が原因の災害であり、特に会社内施設の関与がなければ、業務上災害とはならないでしょう。

  • 「道路わきでの休憩中の事故」道路清掃工事に従事している当社の従業員が、道路わきで休憩していたところ、運転を誤った自家用車に接触し、負傷しました。休憩場所が道路わきしかないような状況でしたが、労災の適用になるのでしょうか。

    休憩が、常に交通事故の危険にさらされている施設状況で行われ、それが災害原因であることから、業務上災害となるでしょう。

  • 「昼休み中の外出」昼休み中に食事のため会社の外に出た際にケガをしたのですが、労災の適用になるのでしょうか。

    会社施設から離れた私的行為であり、業務上災害とはならないでしょう。

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  • 事業所施設利用中の災害

    「宿舎内での火事」当社では、各店舗で働く従業員のため、店舗の3階を宿舎として提供しています。本日夜間、宿舎で火事があり、その避難の際に、非常用はしごが破損していたため、従業員1名が窓から飛び降り、骨折してしまいました。労災の適用になるのでしょうか。

    事業場附属寄宿舎は、事業場施設と同様、その中にいる限り業務遂行性があり、施設管理が原因の災害ですので、業務上災害となるでしょう。 

  • 出張中の災害 

    「出張中のホテルでのケガ」得意先との商談のため、宿泊を含んで出張させた従業員が、ホテルで入浴中、足を滑らせ転倒し、骨折をしてしまいました。出張中とはいえ、ホテル内では業務とは関係ないと思いますが、労災の適用になるのでしょうか。

    出張に通常伴う行為中の災害であり、業務上災害となるでしょう。

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     詳しい説明 

  • 「出張先に向かう途中のケガ」事業主から出張を命じられ、自宅から出張先に向かう途中、通勤経路上で車に接触し、ケガをしました。労災の適用になるのでしょうか。

    出張命令に則した合理的な経路上の事故である限り、業務上災害となるでしょう。

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  • 「出張中の実家からの移動」当社の従業員に出張を命じたところ、日程4日間のうち、近隣都市(車で1時間程度の距離)に実家があるということで、3日目の出張業務終了後、実家へ泊まりに行きました。当該従業員は。4日目の出張業務を終えたのち、会社に向かう途中の交差点付近で対向車と接触事故を起こしました。この場合は、私的行為後の被災ということで労災とは認められないのでしょうか。

    出張の途中の積極的な私的行為後に、予定の出張用務に従事している際の災害となるので、業務上災害となるでしょう。

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  • 「出張中の土産購入中のケガ」当社の従業員が、先日出張に行き、帰りがてら駅構内で人と接触して転倒、骨折し、現在入院して療養を続けています。その従業員は、駅構内の売店で会社への土産を買う途中だったとのことでした。地方出張の場合、だいたいその地方の名産品を土産にするのが当社の慣例となっているのですが、かといって土産を買う行為が業務とも思えません。労災の適用を受けられるのでしょうか。

    駅構内での土産の購入は、積極的私的行為とまではいえないので、業務上災害となるでしょう。

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  • 「海外出張中の感染症」当社の社員が、先日、東南アジアに出張したところ、帰国後2週間後になって体調不調を訴え、診断の結果「A型肝炎」と診断されました。診断した医師によれば、海外出張中に感染した可能性が高いのではないかとのことでした。「A型ウイルス肝炎」は、汚染された生水や魚などで感染すると聞いたことがありますが、このような疾病は、労災に適用されるのでしょうか。

    発病した「A型肝炎」が、出張先でウイルス感染したものであることが確認できれば、業務上災害となるでしょう。

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  • 赴任途中の災害

    「転勤のための赴任途上でのケガ」当社の本社は大阪にあり、今回、ある従業員を四国支社に転勤させることになりました。会社としては、支店近くに宿舎を確保していますが、当該宿舎へ赴任する途中、万一、事故等に遭ったときは、労災の適用になるのでしょうか。

    赴任の日時、方法等について、一定の拘束性をもった赴任先事業主の命令に従った移動であって、旅費の支給があるものである場合には、業務上災害となるでしょう。

    (参考通達)平成3年2月1日 基発第75号

  • 「単身赴任先と住居との移動」私は、転任に伴い単身赴任しましたが、帰省先住居と赴任先住居との間を移動する途中で災害が発生した場合には、労災の適用になるのでしょうか。

    単身赴任者の要件を満たす者の移動であって、通常の通勤に先行し、または、後続して行われるものである場合は、通勤災害となるでしょう。

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  • 「赴任先住居からの帰省」赴任先住居から帰省先住居へ移動する際、乗車していた電車が踏切事故で遅延したため、飛行機の最終便に乗り遅れ、移動日が勤務日の翌々日になってしまいました。この移動でケガをした場合、労災の適用になるのでしょうか。

    単身赴任者の住居間移動の日が、勤務日の翌々日になった理由が、交通機関の状況による合理的なものと考えられるので、通勤災害となるでしょう。

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  • 通勤途上の災害

    「事業主が契約しているバスでの移動」私の会社は、最寄りの駅から遠く、公共の交通機関もないため、事業主が契約した専用のバスで勤務地まで通勤しています。このバスが事故を起こした場合、労災の適用になるのでしょうか。

    事業主が提供する専用バスによる事故であり、業務上災害となるでしょう。

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     当財団発行「改訂 通勤災害制度のしくみ」

     当財団発行「改訂 やさしい労災保険ナビ」

  • 「アパートの階段でのケガ」出勤時、アパートの自室を出て階段を降りるときの転倒は、通勤災害になりますか。

    住居と通勤の境界は、アパートの場合、原則として自室の玄関ドアとなり、すでに通勤が開始された後の災害であるので、通勤災害となるでしょう。

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  • 「帰宅途中の買い物中の災害」帰宅途中、日用品等の購入のため立ち寄った通勤経路上にあるコンビニ内での災害は、通勤災害になりますか。

    通勤の経路上にある商店等で、日用品の購入を行うことは、通勤の中断にあたりますので、通勤災害とはならないでしょう。

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  • 「会社内での歓談後の帰宅」業務終了後、会社内で3時間ほど歓談して帰宅途中に電車のドアに挟まれ、けがをしました。通勤災害になりますか。

    約3時間の歓談後に行われる帰宅行為は、就業との関連が失われたものとして、通勤行為と認められないため、通勤災害とはならないでしょう。

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     詳しい説明

  • 「複数事業場間の通勤」私はA社及びB社の2つの会社に所属しています。通常、A社で就業した後、B社で就業していますが、先日、いつもどおりA社を出てB社へ向かいましたが、その途中で転倒し、ケガをしてしまいました。この場合、労災保険給付の手続はA社、B社のどちらで行うのでしょうか。

    B社で手続きを行います。

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     詳しい説明

  • 「早退して病院へ行った後の災害」当社の従業員が勤務時間中に気分が悪くなり、早退して会社の近くにある病院へ寄ったのですが、診療を終えた帰路駅構内で他の客と接触し、転倒して負傷してしまいました。本人は会社を早退していますし、また診療所にも寄っているということで、これが通勤災害と認められ労災保険給付の対象とされるのか疑問です。

    診療機関の受診は「日常生活上必要な行為」になり、受診後合理的な通勤経路に戻ったところからまた通勤が始まると考えられ、通勤災害となる可能性はあるでしょう。

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     詳しい説明

  • 「看護のため実家へ寄った場合」実家にいる親の看護のために、実家から出勤した際に、実家近くのバス停で転倒し、負傷しました。労災保険の適用となるのでしょうか。

    要介護状態(日常生活全般に介護が必要)の親の介護は、一定の継続性があれば「日常生活上必要な行為」に該当し、介護を終えて合理的な通勤経路に戻ったところからまた通勤が始まることになります。

  • 「退勤後の夜学へ向かう際の事故」当社従業員に、勤務終了後週4日夜学に通っている者がいます。自宅からはバイクで通勤しており、夜学に通う日はバイクで地下鉄の駅まで行き、電車に乗り換えるという方法をとっています。先日この者が、地下鉄の駅に向かう途中で交通事故を起こしてしまいました。地下鉄の駅というのは自宅から会社までの経路上にあり、事故が起きたのは会社から500メートルほどのところです。最終的には学校から自宅に帰るわけですが、夜学に行こうとして会社を出てから起きたこの事故は通勤災害とはならないのでしょうか。

    通常の合理的な通勤経路上にある限りにおいては通勤災害となるでしょう。

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  • 会社行事に出席中の災害

    「ソフトボールの試合中」日曜日に、勤務先の社長が監督をしているソフトボールチームの試合に出場し、手を突き指してしまいました。労災の適用になるのでしょうか。

    試合への出場について、賃金、旅費等が支払われ、業務行為と認められるものであれば、業務上災害となるでしょう。

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     詳しい説明

  • 療養中の災害

    「通院中のケガ」私は業務が原因で両眼を負傷し毎日通院していましたが、本日、自転車で通院の途中、踏切の遮断機が降りてくるのに気づかずに激突し、さらに左目付近を切るというケガをしてしまいました。労災の適用になるのでしょうか。

    新たな負傷は、当初の負傷の治療のための通院を機会として生じたものではあるものの、当初の負傷との間に相当因果関係が認められるには至らず、業務上災害とはならないでしょう。

  • 自然災害に際して生じた災害

    「雨天作業中の落雷」雨天の中での木造住宅建設作業に従事していた当社の職人が落雷により感電し、死亡しました。労災の適用になるのでしょうか。

    屋外で作業する者が、作業中に落雷による被害を受けたものであり、業務上災害となるでしょう。

  • 「地震による倒壊」当社の事務所は、急斜面にあり、先日、地震で事務所が倒壊してしまい、従業員が瓦礫に挟まれケガをしました。労災の適用になるのでしょうか。

    事務所の裏山は、急傾斜で、地盤がもろく常に崩壊の危険を有していたといえることから、地盤の崩壊による埋没という危険が常にあり、それが地震と相まって現実化したものといえます。事務所の立地上、地理・地質的に崩壊の危険があるものが現実化したもので業務上災害となるでしょう。

  • 「地震から逃げる際の災害」仮に大地震が発生し、従業員が事務所から非難する際に負傷した場合には、労災の適用になるのでしょうか。

    仕事の継続が困難で、身の危険を避けるための避難行為は合理的な行為であって業務上災害となるでしょう。

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  • 他人の暴行による災害

    「同僚、上司からの暴行」同僚や上司から暴行を受けた場合、労災の適用になるのでしょうか。

    私的怨恨、挑発行為など業務外の要素がなければ業務上災害となるでしょう。

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  • 偶発的な災害

    「四つ角の事務所」当社の事務所は、交通量の多い十字路四つ角にありますが、昨日、事務所にダンプカー突っ込んできて、事務所内で業務をしていた事務員が負傷しました。このような場合、労災の適用になるのでしょうか。

    事務所自体が常時交通事故の危険にさらされている状態から業務上災害となるでしょう。

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  • 原因不明の災害

    「試験会場とは違う方向での災害」当社の従業員で、社内昇進試験の受験を命じられていた労働者が、試験会場とは逆方向の駅で轢死しました。労災の適用になるのでしょうか。

    災害発生状況が不明である場合は、判明している事実関係を基に、その経緯や原因を推定するほかありませんが、ご質問のケースでは、外形上、業務命令に反する行動について、なお業務命令を遂行するための行動であると推定する根拠がない限り、業務上災害とはならないでしょう。

  • 精神障害

    「精神障害の請求手続」社員が精神障害を発症してしまった場合、会社どのような手続きを行えばよいのでしょうか。また、精神障害が労災と認められるのはどのような場合でしょうか。

    発症した社員の労災請求に関する手続きに、事業主は助力(労災則第23条)しなければならないとされていますので、療養や休業請求書の提出のほか、作業量、労働時間、上司や部下に対する対人責任、対人葛藤、作業環境など職場におけるストレス要因など使用者として報告する必要があります。

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     詳しい説明

     当財団発行「実務者のための労災保険制度Q&A」

     当財団発行「Q&Aで学ぶ 精神障害の認定」

     当財団発行「精神障害の労災認定のしくみ」 

     厚生労働省HP「精神障害の労災補償について」

     
  • 脳・心臓疾患

    「脳・心臓疾患~過労死とは~」過労死とも呼ばれる脳・心臓疾患は、どのようなときに業務上災害となるのか教えてください。

    脳・心臓疾患は、日常生活において食習慣や喫煙、飲酒などのほか年齢を経ることによる血管の病変により発症するいわゆる生活習慣病です。しかし、なかには業務が有力な原因となる場合もあります。

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     詳しい説明

     当財団発行「実務者のための労災保険制度Q&A」

     当財団発行「改訂 過労死(脳・心臓疾患)の労災認定のしくみ」 

     厚生労働省HP「脳・心臓疾患の労災認定-「過労死と労災保険」-

  • 石綿疾患の認定

    「石綿による死亡」石綿にばく露した可能性があり、肺がんと診断されましたが、労災の適用になるのでしょうか。

    「石綿による疾病の認定基準について」に基づき、石綿ばくろ作業の従事歴や肺がんに関する認定要件に該当する場合に、業務上災害となります。

    (参考通達)平成24年3月29日 基発0329第2号

  • 「石綿による死亡の時効」夫が石綿を取り扱う作業に従事していましたが、7年前に亡くなりました。当時は労災の知識もなく、労災請求もしていません。このような場合、労災の取扱いはどうなるのでしょうか。

    労災請求は5年で時効が完成しますが、ご質問の場合は、「石綿救済法」による遺族給付金請求ができます。

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  • その他の疾病

    「業務中の腰痛」先日、ライン作業で同一場所に座って部品を組み立てている従業員(勤続5年)が、腰痛になり1か月ほど入院することになりました。労災の適用になるのでしょうか。

    外傷等災害性の原因による腰痛とよらない腰痛では認定基準が異なり、ご質問の腰痛は「災害によらない」腰痛ですから、腰に負荷のかかる作業態様であったか、その従事年数などから判断することになります。

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  • 「パソコン入力での上肢障害」パソコンで入力業務を行っている社員が、頸から肩や上肢にかけて痛みを訴え、その治療費を労災で請求したいといっています。労災の適用になるのでしょうか。

    「上肢作業に基づく疾病の業務上外の認定基準」に基づき判断することになります。作業態様やその作業期間が判断材料となります。

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  • 「炎天下での日射病」当社は、土木作業を請け負っています。先日、真夏の炎天下の中、作業を行っていた従業員が開始4時間程経ったころ突然倒れ、医師から「日射病」と診断され、入院休業中です。このような場合には、労災の適用になるのでしょうか。

    作業環境、作業時間、作業内容、作業場の気温及び本人の身体状況などにより判断します。

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